種類別で選ぶおすすめシャンプー!本当に良いのはどれ?

選択肢が多すぎて、逆に困りますよね。
〇〇シャンプーって何?
自分の頭皮におすすめのシャンプーはどれ?
こんな疑問を、解決していきましょう!
気になるところから読む
シャンプーの種類
種類別のおすすめを見る前に、シャンプーの種類ってどんなものがあるのか、少し解説します!
シャンプーは洗浄成分で選ぶ
シャンプー選びで最も重要なのは、どの洗浄成分が使われているかを見分けることです。
その理由は、
洗浄成分ごとに、次の3つに分類できます。
- アミノ酸系シャンプー
- 石鹸系シャンプー
- 高級アルコール系シャンプー
おすすめはアミノ酸シャンプー
それぞれの特徴を一覧にまとめます。
洗浄力 | 刺激 | 価格 | |
アミノ酸シャンプー | 弱 | 低 | 高 |
石鹸シャンプー | 強 | やや強 | 普通 |
高級アルコール系シャンプー | 強 | 強 | 安 |
- おすすめしたいのは、アミノ酸シャンプーまたは石鹸シャンプーです!
アミノ酸シャンプーのメリット・デメリット
アミノ酸シャンプーは、洗浄力がマイルドで刺激が低いので、頭皮に優しいシャンプーと言えます。
さらに、アミノ酸には頭皮や髪を保湿するスキンケア効果があるので、しっとりした仕上がり・潤いUPが期待できるのもおすすめの理由。
デメリットは、値段が高いこと。
あとは洗浄力がそこまで強くないので、しっかりすすがないと汚れが残る可能性があることです。
こんな人におすすめ
☑頭皮ケアがしたい
☑頭皮・髪のトラブルを改善したい
☑身体に良いものを使いたい
石鹸シャンプーのメリット・デメリット
石鹸シャンプーは、皮脂を落とす脱脂力に優れています。
また、構成成分がとてもシンプルなので余分な添加物が入っていないのもメリット。
アトピーやお肌が弱い人向けです。
髪のハリや弾力が出てくるので、ボリュームアップしたい方とも相性抜群。
デメリットは、きしみやすいこと。
石鹸はアルカリ性なので、石鹸シャンプーで洗うと髪のキューティクルが開き、どうしてもきしみを感じてしまいます。
同じ理由で、カラーやパーマを当てた髪にもおすすめできません。
傷みの進行や色落ちの原因に繋がるので、カラー・パーマを当てている方は控えましょう。
こんな人におすすめ
☑皮脂が多くてベタつきやすい
☑頭皮のかゆみが気になる
☑髪にボリュームが欲しい
- Qどうして高級アルコール系は良くないの?
- A洗浄力と刺激が強いから!
強すぎる洗浄力は皮脂を落としすぎて、かえって頭皮が荒れる原因になります。
刺激が頭皮に良くないのはわかりますよね!
◇-補足-◇
ドラッグストアで見かける市販シャンプーのほとんどは、高級アルコール系が使われています。
理由は原料費が安いから。
数百円のシャンプーが数百円で購入できる理由は、(洗浄成分以外も)安い成分を使っているからです。
いろいろ見かける〇〇シャンプーって何?
スカルプシャンプー
エイジングケアシャンプー
なんかいろんな名前を見ますよね。
実は例に挙げたこれらのシャンプー、名前が付く定義は決まっていないんですよ。
ビックリですよね💦
【〇〇シャンプー】
の大半は、各メーカーが【売り出し文句】として良い感じの名前を付けているだけ!
(もちろん、きちんと定義づけされているものもあります!)
『〇〇成分』が入っているからスカルプシャンプー
『〇〇』だからオーガニックシャンプー
という定義がないものが多いので、名前・宣伝文句に惑わされないように注意しましょうね!
- 洗浄成分は高級アルコール系なのに、アミノ酸系の美容成分をチョロッと加えて『アミノ酸系シャンプー』と売り出されているシャンプーがそこら中にあります✖
同じように、キャッチコピーやネーミングで良いシャンプーに見せかけているものも・・・。
選ぶ側の私たちが、見分ける力を持っておくのが大切ですね!
種類別おすすめシャンプー
サクっとシャンプーの種類についてまとめたところで、いよいよおすすめシャンプーをご紹介します!
それぞれの項目ごとに、
☑メリット/デメリット
☑おすすめしたい人
をまとめるので、シャンプー選びの参考にしてください!
この記事で取り上げるのは、次に挙げた一覧の通りです!
アミノ酸シャンプー
冒頭でご紹介した通り、保湿効果がある頭皮に優しいシャンプー!
シャンプー選びに困ったら、とりあえずアミノ酸シャンプーを!
と言っても過言ではないほど、かなりおすすめです!
おすすめのアミノ酸シャンプー
石鹸シャンプー
冒頭でご紹介した通り、脱脂力に優れたベタつき頭皮におすすめのシャンプー!
最初はきしみに戸惑うかもしれませんが、正しく対処すればきしみを軽減できるのでご安心ください!
素肌力ならぬ素髪力が上がるので、ハリコシのある髪に仕上がります!
おすすめの石鹸シャンプー
ノンシリコンシャンプー
『シリコン』が入っていないシャンプーのこと。
シリコンは添加物の一種で、
☑髪をコーティング
☑滑らかな指どおり
☑熱や摩擦から髪を保護
する目的で、シャンプーによく配合されていました。
(肝心の頭皮には、必要ない成分です💦)
ところがシリコンにはダメージ補修力がないので、根本的な髪質改善には向きません。
そこで登場したのがノンシリコンシャンプー。
コーティングによる一時的な質感の改善ではなく、髪が本来持つ自然なツヤを目指すケアができます!
メリット・デメリット
シリコンによるコーティングがないので、ふんわり・サラサラした仕上がりに。
保湿成分や美容成分が内側に浸透しやすく、自然なツヤを取り戻せます。
デメリットは、きしみを感じやすいこと。
コーティングするシリコンが入っていないので、使用感が変わるのは仕方ありません。
熱や摩擦から髪を守るバリア機能もないので、刺激をダイレクトに受けやすいというのもデメリットです。
- Qじゃあやっぱりシリコン入りの方がいいんじゃないの?
- A人によります。
シリコン入りシャンプーを使う場合、髪をダメージごとコーティングするので、一時的に質感は良くなりますが、髪にはダメージが蓄積されたまま残ります。
ずっとシリコンでカバーし続けると、溜まったダメージに気が付かずどんどん髪がボロボロになるというちょっと怖いデメリットがあることをお忘れなく。。
あまりにも乾燥・ダメージが気になる場合、
☑ノンシリコンシャンプーとシリコン入りトリートメントを使う
☑3日に1度ノンシリコンを使って徐々に慣らす
など使い方を工夫すれば、ノンシリコンシャンプーでも問題なく使用できますよ!
こんな人におすすめ
☑サラサラした質感に仕上げたい
☑頭皮トラブルを防ぎたい
☑髪にボリュームが欲しい
おすすめノンシリコンシャンプー
ダメージヘアには・・・
『ノンシリコンシャンプーを使いたいけど、ダメージが気になる』
というアナタに、
☑ノンシリコンシャンプー
☑シリコン入りトリートメント
がシリーズになっている商品をご紹介します!
この組み合わせのメリットは、
・頭皮はノンシリコンでケア
・髪のパサつきはシリコンでコーティング
という、髪にも頭皮にも配慮した使い方ができることです!
ダメージヘアにおすすめのノンシリコンシャンプー
炭酸シャンプー
『炭酸』が入ったシャンプーのこと。(そのまんま。笑)
美容効果が高いと注目を集める炭酸が配合されていて、泡(フォーム)で出てくるのが特徴です。
毎日使うというより『頭皮クレンジング』という位置づけで、3~4日に1度(週2回程度)使うと頭皮ケアに丁度いいですよ!
メリット・デメリット
炭酸=『シュワシュワ』
はイメージが湧きますよね。
炭酸の細かい泡が毛穴の奥の汚れまでしっかり浮かせて落とします。
血行促進効果で、頭皮の健康状態を高められるのも嬉しいメリット!
デメリットは、少々お値段が高いこと。
炭酸は気体なので扱いが難しく、一般的なシャンプーより割高に。
(毎日使わなければそこまで気にならないかも。)
また、油分を落とす能力が高いので、乾燥肌の人にはあまりおすすめできません。
頭皮ケアには効果的ですが毛髪ケア向きではないので、パサつきが気になる場合は保湿をお忘れなく。
シャンプーにどのくらい炭酸が入っているか(濃度)によって効果が変わる。
目安は1,000ppm以上(美容室の炭酸スパで使われているのも1,000ppm前後)。
こんな人におすすめ
☑頭皮が荒れやすい(ニキビ・かゆみetc)
☑頭皮ケアをしっかりやりたい
☑髪にツヤが欲しい
おすすめの炭酸シャンプー
クリームシャンプー
『オイル(クレンジング)』の力で汚れを落とすシャンプーのこと。
シャンプーなのに泡立たないのが特徴的!
クレンジングでメイクを落とすのと同じ原理(乳化)で皮脂などの汚れを落とします。
- 『泡立たないシャンプー』
として最近話題になっています!
私も試してみましたが、クリームシャンプーめちゃくちゃおすすめ!
頭皮はスッキリ、髪はツヤツヤになりました!
気になる実践レビューはコチラをチェック!
メリット・デメリット
マイルドな洗浄力で皮脂を落としすぎず、頭皮に優しいのが一番のメリット。
また、シャンプーだけでお手入れが完了するので、時短できて使いやすいのも特徴です。
個人的には、髪がツヤツヤになったのがかなり印象的なので、質感改善に効果的なのもイチ押しポイント!
一番のデメリットは、使い慣れていないこと。
泡でゴシゴシ洗っていた毎日から、いきなり泡のないシャンプーを使うと、最初は正直
『・・・??????』
でした。笑
泡立たない分、髪同士がこすれて摩擦を受けやすいので、ゴシゴシしない丁寧なケアが必要です。
まれに、頭皮に合わない人がいるので使い始めは慎重に。
こんな人におすすめ
☑髪にツヤが欲しい
☑シャワーを時短したい
☑頭皮ケアをしっかりやりたい
おすすめのクリームシャンプー
オールインワンシャンプー
その名の通り、全ての機能がシャンプーに集約されていて『シャンプーだけでお手入れが完了』します。
以前、銭湯などで見かけた【リンスインシャンプー】をイメージするとわかりやすいかな。
『バシバシになりそう』と思いきや、かなり仕上がりの良い上質なシャンプーが登場し、忙しい人・時短好きの間でブームになっています!
メリット・デメリット
シャンプーだけでお手入れが完結するので時短できるのが最大のメリット。
それでいて、キシキシにならず頭皮ケアもしっかりできます。
あれこれとアイテムを買わなくて済むので出費が抑えられるのも大きなメリットですね!
デメリットは、きしみやすいこと。
シャンプーに保湿力・保護力が備わっているとはいえ、メインの目的は汚れを落とすことにあります。
乾燥しやすい人・ハイダメージの髪には不向きですね・・・。
こんな人におすすめ
☑お風呂が面倒だなぁと思ったことがある
☑あれこれ使わずシンプルなケアがしたい
☑ふんわり仕上がりにしたい
おすすめのオールインワンシャンプー
スカルプシャンプー
よく耳にする【スカルプシャンプー】
冒頭でお伝えした通り、これもはっきりとした定義はありません。
『スカルプ=頭皮』
にちなんで、ここでは【抗炎症作用】を持つ成分(=グリチルリチン酸2K)が入ったシャンプーをスカルプシャンプーと定義します!
メリット・デメリット
スカルプシャンプーは、1にも2にも頭皮ケアに配慮して作られたシャンプー。
頭皮トラブル・髪トラブル、どちらも原因は頭皮にあるので、根本からトラブルを改善するのに効果的です。
特に、
・頭皮のかゆみ
・匂い
・ベタつき
にお悩みの方におすすめ。
デメリットは特にありません。
が、一つだけ誤解しないでおきたいのが、
【スカルプシャンプー=薄毛ケアではない】
ということ。
スカルプ=頭皮なので、あくまでも頭皮ケアを目的としたシャンプーです。
テレビCMの影響で、スカルプシャンプーには育毛効果があると思っている人が結構いますが、それは間違いです!
こんな人におすすめ
☑皮脂が多くてベタつきやすい
☑頭皮のかゆみ・においが気になる
☑将来のことを考えて頭皮を大事にしたい
おすすめのスカルプシャンプー
アナタにぴったりのシャンプーは?
種類別でシャンプーを見てきました。
今回一番伝えたかったことは、広告・宣伝に踊らされないでということ!
それぞれのシャンプーある
・特徴
・メリット/デメリット
・どんな頭皮に向いているか
ということをお分かりいただけたら十分です!
アナタにピッタリのシャンプーは見つかりましたか!?
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